ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月9日放送において、ティーガイア (T:3738)を取り上げている。
主な内容は以下の通り。
Q、どういった会社でしょうか。
看護師、医師、患者向け等の医療白衣の専門メーカーです。
その歴史は古く、1915年に「永井商店」として創業し、その後は全国へと業容を拡大、現在では看護師向け白衣においては国内シェア60%超を誇る医療白衣のトップメーカーとなっています。
Q、ナガイレーベンの強みについて詳しく聞かせて下さい。
ナガイレーベンは医療白衣の専業メーカーですが、その強みは、企画から原材料の調達、製造、販売まで一貫して行う体制が整っていることです。
製品企画の面では、ユーザーのニーズを的確につかみこれを製品に反映させています。
具体的には働きやすい、静電気が発生しにくい、細菌の増殖を抑えるなどの機能面に加え、デザイン性にも優れた製品を提供することで、ユーザーから高い評価を得ています。
同時に製造面においては素材を提供する大手合繊メーカーや繊維商社などと直接やり取りすることで、最適な素材を確保して安価に製造し、適正マージンを乗せて販売することが可能になっています。
また、多くの提携工場を持つことに加えて、資金力が豊富であることから常に数千種類に及ぶ製品アイテムの在庫をそろえており、オーダーメードにも対応。
幅広いユーザーニーズに対して、希望する製品を指定された期日に即納する迅速な生産・販売体制が整っていることも顧客からの信頼を厚くしています。
販売面においては、全国に1,000社近くの代理店網を有しており、販売力が強固でありながら、販売経費を可能な限り押さえているので看護師向け白衣では国内シェアは60%超となっており、医療白衣のリーディングカンパニーとしての確固たる地位を維持しています。
高い利益率と高い市場シェアを両立できているということは、多くの顧客がナガイレーベンの製品・サービスに満足していることであり、これこそが最大の強みと言えるでしょう。
Q、足元の業績はいかがでしょう。
2016年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.4%増の69億3千800万円、営業利益が4.9%減の17億900万円、経常利益が16.3%減の17億200万円、四半期純利益が13.7%減の11億2千300万円でした。
なお、計画比としては、売上高は1.3%増、営業利益は2.2%増、経常利益は0.2%減、四半期純利益は0.8%減となりました。
第1四半期は前年同期比13.8%減と減収だったものの、当第2四半期は主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアの更新物件の確実な受注と新規物件の獲得及び患者ウェアの好調な推移により、前年同期比13.3%増と大幅な増収となり、第2四半期累計として7期連続の過去最高売上を達成しました。
Q、今後の事業戦略についても教えてください。
ナガイレーベンを取り巻く事業環境は、当面は追い風と言えます。
厚生労働省が発表した資料によれば、看護職員数は2013年の157万人から2025年には最大で206万人に増加すると予測されています。
さらに介護職員数も2013年の171万人から2025年には253万人と予測されています。
そのような中、中期的な成長をしていくとしています。
1つ目は海外生産比率の拡大です。
現在の海外生産比率は45.6%ですがが、その他アパレルメーカーに比べるとまだまだ低い水準のため海外生産比率をさらにアップさせる余地は大きいでしょう。
海外生産を増やすことで利益率の向上を図ることが可能です。
2つ目は、高付加価値製品の開発です。
高機能性商品など利幅の大きい製品の売上比率が高まれば、全体の売上総利益率も改善していくことになります。
将来的には新市場(新製品)も利益率の改善に寄与する計画となっており期待ができそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送
主な内容は以下の通り。
Q、どういった会社でしょうか。
看護師、医師、患者向け等の医療白衣の専門メーカーです。
その歴史は古く、1915年に「永井商店」として創業し、その後は全国へと業容を拡大、現在では看護師向け白衣においては国内シェア60%超を誇る医療白衣のトップメーカーとなっています。
Q、ナガイレーベンの強みについて詳しく聞かせて下さい。
ナガイレーベンは医療白衣の専業メーカーですが、その強みは、企画から原材料の調達、製造、販売まで一貫して行う体制が整っていることです。
製品企画の面では、ユーザーのニーズを的確につかみこれを製品に反映させています。
具体的には働きやすい、静電気が発生しにくい、細菌の増殖を抑えるなどの機能面に加え、デザイン性にも優れた製品を提供することで、ユーザーから高い評価を得ています。
同時に製造面においては素材を提供する大手合繊メーカーや繊維商社などと直接やり取りすることで、最適な素材を確保して安価に製造し、適正マージンを乗せて販売することが可能になっています。
また、多くの提携工場を持つことに加えて、資金力が豊富であることから常に数千種類に及ぶ製品アイテムの在庫をそろえており、オーダーメードにも対応。
幅広いユーザーニーズに対して、希望する製品を指定された期日に即納する迅速な生産・販売体制が整っていることも顧客からの信頼を厚くしています。
販売面においては、全国に1,000社近くの代理店網を有しており、販売力が強固でありながら、販売経費を可能な限り押さえているので看護師向け白衣では国内シェアは60%超となっており、医療白衣のリーディングカンパニーとしての確固たる地位を維持しています。
高い利益率と高い市場シェアを両立できているということは、多くの顧客がナガイレーベンの製品・サービスに満足していることであり、これこそが最大の強みと言えるでしょう。
Q、足元の業績はいかがでしょう。
2016年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.4%増の69億3千800万円、営業利益が4.9%減の17億900万円、経常利益が16.3%減の17億200万円、四半期純利益が13.7%減の11億2千300万円でした。
なお、計画比としては、売上高は1.3%増、営業利益は2.2%増、経常利益は0.2%減、四半期純利益は0.8%減となりました。
第1四半期は前年同期比13.8%減と減収だったものの、当第2四半期は主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアの更新物件の確実な受注と新規物件の獲得及び患者ウェアの好調な推移により、前年同期比13.3%増と大幅な増収となり、第2四半期累計として7期連続の過去最高売上を達成しました。
Q、今後の事業戦略についても教えてください。
ナガイレーベンを取り巻く事業環境は、当面は追い風と言えます。
厚生労働省が発表した資料によれば、看護職員数は2013年の157万人から2025年には最大で206万人に増加すると予測されています。
さらに介護職員数も2013年の171万人から2025年には253万人と予測されています。
そのような中、中期的な成長をしていくとしています。
1つ目は海外生産比率の拡大です。
現在の海外生産比率は45.6%ですがが、その他アパレルメーカーに比べるとまだまだ低い水準のため海外生産比率をさらにアップさせる余地は大きいでしょう。
海外生産を増やすことで利益率の向上を図ることが可能です。
2つ目は、高付加価値製品の開発です。
高機能性商品など利幅の大きい製品の売上比率が高まれば、全体の売上総利益率も改善していくことになります。
将来的には新市場(新製品)も利益率の改善に寄与する計画となっており期待ができそうです。
ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送