■業績動向
1. 2017年6月期第2四半期決算の概要
イデアインターナショナル (T:3140)の2017年6月期第2四半期決算は、売上高3,315百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益88百万円(同55.5%増)、経常利益44百万円(同53.3%増)、四半期純利益34百万円(同31.6%増)と増収増益で着地した。
同社の業績には季節性があり、夏場に当たる第1四半期(7-9月期)は収益が1年の中で最も低水準となる傾向がある。
それに対して第2四半期単独期間(10-12月期)は年末商戦と重なる最大の繁忙期となっている。
こうした季節性を反映して、第2四半期累計期間の業績は黒字転換を果たすとともに、後述するような要因から前年同期比で大幅増益となった。
弊社では2017年6月期第2四半期決算は計画どおりの順調な進捗だったと弊社では考えている。
売上高は全体的に好調であり、特に商品ジャンルではキッチン雑貨が、販売ルートではEC(eコマース)が伸長した結果、前年同期比8.6%の増収となった。
利益面では自社商品売上比率が向上したことから売上総利益率は44.6%と、前年同期に比べて2.0ポイント改善した。
販管費は、特に小売事業において戦略的に広告宣伝費を投下したため、前年同期比11.8%の増加となったが、売上高対比では41.9%と前年同期に比べて1.2ポイントの悪化にとどまった。
その結果、営業利益は前年同期比55.5%増となり、売上高営業利益率は2.7%で前年同期から0.8ポイント改善した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
1. 2017年6月期第2四半期決算の概要
イデアインターナショナル (T:3140)の2017年6月期第2四半期決算は、売上高3,315百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益88百万円(同55.5%増)、経常利益44百万円(同53.3%増)、四半期純利益34百万円(同31.6%増)と増収増益で着地した。
同社の業績には季節性があり、夏場に当たる第1四半期(7-9月期)は収益が1年の中で最も低水準となる傾向がある。
それに対して第2四半期単独期間(10-12月期)は年末商戦と重なる最大の繁忙期となっている。
こうした季節性を反映して、第2四半期累計期間の業績は黒字転換を果たすとともに、後述するような要因から前年同期比で大幅増益となった。
弊社では2017年6月期第2四半期決算は計画どおりの順調な進捗だったと弊社では考えている。
売上高は全体的に好調であり、特に商品ジャンルではキッチン雑貨が、販売ルートではEC(eコマース)が伸長した結果、前年同期比8.6%の増収となった。
利益面では自社商品売上比率が向上したことから売上総利益率は44.6%と、前年同期に比べて2.0ポイント改善した。
販管費は、特に小売事業において戦略的に広告宣伝費を投下したため、前年同期比11.8%の増加となったが、売上高対比では41.9%と前年同期に比べて1.2ポイントの悪化にとどまった。
その結果、営業利益は前年同期比55.5%増となり、売上高営業利益率は2.7%で前年同期から0.8ポイント改善した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)