*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は底堅い値動きか、米早期利下げ観測も円売りが押し上げ」
20日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測で、ドル売りに振れやすい地合いが続く見通し。
ただ、日銀の緩和修正期待は後退し、円売りがドルを押し上げる展開となりそうだ。
18-19日に開催された日銀金融政策決定会合で大規模緩和の堅持が決定され、前日は円売りが主要通貨を押し上げた。
一方、米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、主要通貨は対ドルでも堅調地合いに。
ユーロ・ドルは1.0980ドル台に上昇、ドル・円は144円後半から1円超も下げた。
本日アジア市場は前日の円売りが一巡し、主要通貨は失速。
ドル・円は軟調ながら、日経平均株価の強含みが円買いを抑制した。
この後の海外市場は金利や株価が手がかり。
前週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派寄りの政策方針が示されたが、当局者の利下げに関する見解は
強弱分かれている。
ただ、来年3月の利下げ開始予想を背景に、米長期金利が低下すればドル売り優勢となりそうだ。
ただ、日銀の緩和修正時期は市場観測の来年1月から大幅に後退しており、円売り基調は継続。
ドル・円は失速しても下値の堅さが意識されるだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+312億ユーロ)
・22:30 米・7-9月期経常収支(予想:-1960億ドル、4-6月期:-2121億ドル)
・24:00 米・12月消費者信頼感指数(予想:104.5、11月:102.0)
・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:378万戸、10月:379万戸)
・24:00 ユーロ圏・12月消費者信頼感指数(予想:-16.3、11月:-16.9)
・02:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁WSJ紙インタビュー
・03:00 米財務省・20年債入札
米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測で、ドル売りに振れやすい地合いが続く見通し。
ただ、日銀の緩和修正期待は後退し、円売りがドルを押し上げる展開となりそうだ。
18-19日に開催された日銀金融政策決定会合で大規模緩和の堅持が決定され、前日は円売りが主要通貨を押し上げた。
一方、米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、主要通貨は対ドルでも堅調地合いに。
ユーロ・ドルは1.0980ドル台に上昇、ドル・円は144円後半から1円超も下げた。
本日アジア市場は前日の円売りが一巡し、主要通貨は失速。
ドル・円は軟調ながら、日経平均株価の強含みが円買いを抑制した。
この後の海外市場は金利や株価が手がかり。
前週開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派寄りの政策方針が示されたが、当局者の利下げに関する見解は
強弱分かれている。
ただ、来年3月の利下げ開始予想を背景に、米長期金利が低下すればドル売り優勢となりそうだ。
ただ、日銀の緩和修正時期は市場観測の来年1月から大幅に後退しており、円売り基調は継続。
ドル・円は失速しても下値の堅さが意識されるだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+312億ユーロ)
・22:30 米・7-9月期経常収支(予想:-1960億ドル、4-6月期:-2121億ドル)
・24:00 米・12月消費者信頼感指数(予想:104.5、11月:102.0)
・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:378万戸、10月:379万戸)
・24:00 ユーロ圏・12月消費者信頼感指数(予想:-16.3、11月:-16.9)
・02:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁WSJ紙インタビュー
・03:00 米財務省・20年債入札