[日本インタビュ新聞社] - ■建設現場の調達をDXで簡単スピーディーに
コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は、建設現場市場向けWeb注文システム「Rentia Station(レンティア ステーション)」を構築し、2024年1月よりリリースを開始した。これにより同社の業務効率化を図るとともに、建設現場における顧客の什器・備品調達にかかる手間と時間を削減し、CSの向上を実現していくとしている。
近年、建設業界では、「建設業の2024年問題」を背景に、人手不足や労働時間の上限規制が喫緊の課題となっており、業務効率の向上のため積極的なDX導入が求められている。同社では2021年よりグループ全体で「DXプロジェクト」を立ち上げ、幅広い分野でDX化に注力し、業務改革を推進してきた。今回、主力の建設現場向けレンタル事業で推進している取り組みが結実し、「Rentia Station」をリリースした。
「Rentia Station」は、建設現場で使用する什器・備品レンタルの注文・返却をすべてWeb上で手続きできるサービスである。24時間365日いつでも申し込みが可能で、1,700種類以上のアイテムが 商品写真や仕様を確認しながら注文・返却ができる。また、現場ごとのレンタル備品数をオンラインで確認でき、備品管理にかかる時間を大幅に削減できる。同社でも、受注ミスの減少や作業工程の削減で、サービス品質の向上が可能となったとしている。
【サービスの特長】
1. 建設現場市場向け備品レンタルの注文・返却をWebで完結
従来同社では、営業時間内に電話で注文を受ける必要があったが、24時間365日いつでもWebからの申し込みが可能となる。1,700種類以上のアイテム情報を掲載しており、カタログが手元にない時や、現場からでもすぐに注文・返却が可能。また、注文受付時と確定時にメールで通知が届き、注文漏れを防止できる。
2. レンタル備品数をオンラインで照会
レンタル備品数をいつでも確認することができ、管理にかかる手間と時間を削減。また、レンタル中の備品リストから返却したいアイテムをまとめて選択することができる。
3. 注文履歴の閲覧
複数の発注担当者の間で注文履歴を共有できる。また、注文履歴からワンクリックで再注文が可能である。
4. サービス品質の向上
受注オペレーションのデジタル化により、受注ミスの減少および作業工程の削減を実現した。さらに、新製品などのタイムリーな情報提供が可能となった。
今後同社は、対象商品の拡充および顧客の利便性向上を図るとともに、DXによる効率化をさらに推進し、サービス品質を向上させていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)