[31日 ロイター] - 米国で新型コロナウイルスワクチンの1回目を接種した人は8月で約1400万人と7月から約400万人増加した。当局が31日発表した。
ただ、米国のワクチン接種率は他の先進国に比べて依然として低く、接種を完了した米国居住者は約52%、成人でも約63%にとどまっている。
一方、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は31日、域内の成人人口のうち新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人の割合が7割になり、年初に設定した目標を達成したと明らかにした。
米国の1日当たりの新規感染者数は平均で約13万人。6月下旬は1万2000人未満だった。デルタ変異株が影響しているという。
1日当たり死者数も7日平均で900人近くと前週から増加している。