[ドーハ 10日 ロイター] - サッカーのポルトガル代表チームは10日、ワールドカップ(W杯)カタール大会、準々決勝でモロッコに0─1で敗戦。しかしフェルナンド・サントス監督はクリスティアノ・ロナルドをスタメン起用しなかったことを後悔していないと述べた。
ロナルドは代表通算195試合で最多118得点を挙げていたが、6─1で勝ったベスト16のスイス戦に続きモロッコ戦でもスタメンを外れ、後半に途中出場。試合後、涙を流し、チームメートたちに慰められながらピッチを後にした。
サントス監督は試合後の記者会見で、ロナルドを先発起用しなかったことについて「後悔していない」とコメント。「やり直せたとしても何も変えない。メンバーを選ぶ際、感情に左右されてはいけない」とし、「スイス戦でいいプレーをしたメンバーを選んだ。(モロッコ戦で)変える理由がなかった」と話した。
また、同監督は「もうロナルドは偉大な選手ではないということではない。それはまったく関係ない」と説明した。