[ワシントン 20日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は20日、国際刑事裁判所(ICC)がロシアのプーチン大統領に戦争犯罪の疑いで逮捕状を出したにもかかわらず、中国の習近平国家主席がプーチン氏と会談するためにロシアを訪問したことは、中国がウクライナでの残虐行為についてロシアの責任を問うべきと考えていないことを示していると述べた。
ブリンケン長官は記者会見で、中国が支持するロシアの戦術的な動きに世界が惑わされることがあってはならないと述べた。
中国の習主席は20日にモスクワに到着。2024年のロシア大統領選にプーチン大統領が出馬した場合、プーチン氏が支持を獲得すると確信していると述べた。両氏は21日に正式な会談に臨む。