[ベルリン 31日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンは31日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)からポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(28)を今季終了までの期限付き移籍で獲得したと発表した。買い取りオプション付き。
カンセロは2019年にマンCに加入し、リーグ優勝2回に貢献してイングランド・プロサッカー選手協会(PFA)選出のベストイレブンに2年連続選出された。今季はマンCでリーグ戦16試合に先発出場していたが、敗戦した今月上旬のマンチェスター・ユナイテッド(マンU)とのダービーから3試合でプレーしていなかった。
記者会見に出席したカンセロは「私の決断はこの数週間ほとんどプレー機会がなかったことと関連している。ペップ(マンCのジョゼップ・グアルディオラ監督)との関係が良くなかったという憶測が流れていたが、事実としては私がプレー機会を望んだということだ」と説明した。
バイエルンのスポーツディレクター、ハサン・サリハミジッチ氏は「ジョアンはわれわれがその資質を高く評価し、以前から検討していた選手だ。彼の攻撃的なプレースタイルとダイナミズムはわれわれのシステムに最適であり、経験とメンタリティはチームに非常にフィットする」と期待感を示した。