🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

ヘリオス テクノ Research Memo(8):17/3期は減収ながらも利益は増益を確保する可能性も

発行済 2015-12-07 16:38
更新済 2015-12-07 17:00
ヘリオス テクノ Research Memo(8):17/3期は減収ながらも利益は増益を確保する可能性も
6927
-
■業績の動向 (2) 2016年3月期通期見通し ヘリオス テクノ ホールディング (T:6927)の2016年3月期通期については、売上高26,500百万円(前期比78.8%増)、営業利益1,100百万円(同29.2%増)、経常利益1,090百万円(39.7%増)、当期利益720百万円(同5.0%減)を予想している。
期初予想から売上高は減額修正されたが各利益項目は増額修正された。
売上高が減額修正となったのは、下期に予定していた10数億円の中古製造装置(タッチパネル用)の納品が来期にずれ込む見通しとなったためだ。
利益については第2四半期の上振れ分と、中古装置の期ズレのマイナス影響外差引の結果プラスが上回って通期予想が若干上方修正されたという構図だ。
今下期は中古製造装置移設の117億円の売上計上が予定されているため、売上高全体が大きく押し上げられる。
しかしながらこの大型案件の利益額は100百万円~200百万円と小さいため通期の営業利益が第2四半期の水準から極端に大きく押し上げられることはない見通しだ。
当期利益が前期比で減益となるのは、今期から法人税の負担が生じる見通しのためだ。
(3) 2017年3月期の考え方 2017年3月期の業績は、売上高の変動が大きくなるので注意が必要だ。
明確なことは2016年3月期にあった117億円の中古製造装置移設案件の売上高がなくなるため、大幅減収となることだ。
2016年3月期予想売上高から11,700百万円を差し引くと、14,800百万円となる。
来期の業績予想はこれを軸に考えていくことになろう。
一方、利益面では、11,700百万円の減収の影響は小さい。
前述のように利益貢献額が100百万円程度とみられるからだ。
同社の事業で最も利益率が高いのは製造装置事業であり、ここの収益計上が大きなカギを握る。
そしてこの事業を左右するのは中国における液晶パネルとタッチパネルの製造ラインへの投資だ。
同社の既存顧客の中ではガラスの世代交代(大型ガラスへの切り替え)や新規製造ラインの建設などが依然として活発なようで、同社では2017年度までの案件には不安がないとしている。
こうした状況を踏まえれば、2017年3月期においては、大幅減収ながらも利益面では増益を確保するという可能性も十分にあると弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます