韓国のソウルは、住民登録証にブロックチェーン技術を導入する。同国のニュースサイトQueen.co.krが5月20日に報じた。
ソウルの朴元淳(パクウォンスン)市長は、イベント「コリアフューチャーフォーラム(KFF)2019&ブロックチェーンテックショー」に参加し、ブロックチェーンや人工知能(AI)など大規模な技術採用の成果を報告。ソウルは都心および行政のデータ収集にブロックチェーンを導入し、住民登録証の統合認証システムやさまざまな行政サービスへのアクセスを簡略化するといった新たなサービスを実施すると述べた。モバイルでのe投票システムといったブロックチェーンでの行政サービスはすでに提供を開始している。