[ベンガルール/ストックホルム 25日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズ傘下の人気対話アプリ「ワッツアップ」で25日、世界的に一時障害が発生した。アジア、英国、南アフリカ、欧州のユーザーからテキストや動画の送受信に問題があるとの報告が相次いだが、その後復旧した。
日本時間午後4時50分ごろ時点で、障害報告サイト「Downdetector」によると、英国では6万8000人以上のユーザーから不具合が報告されたほか、報告者数はシンガポールでは1万9000人、南アフリカでは1万5000人に達していた。
同午後6時時点では順次復旧し始めている。
メタの広報担当者は「メッセージ送信に不具合があったことを把握している。問題を修正しており、ご不便をおかけしたことをおわびしたい」と述べた。原因については明らかにしなかった。
同アプリは家庭や企業にとって重要なコミュニケーション手段となっており、昨年10月に数時間にわたって障害が発生した際には、暗号資産(仮想通貨)から石油までの資産取引に打撃を与えた。