こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
4/15付の「DailyOutlook」では、中国の主要経済統計について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『今晩から開かれる日米通商交渉では、自動車関税と為替条項が注目される。
直近でも米欧通商問題が持ち上がるなど、トランプ米大統領の強硬姿勢は懸念される。
しかし、昨年9月の日米首脳会談後に発表された共同声明などから察するに、国内自動車メーカーの現地(米国)生産の拡大と雇用の増加、米国が示す為替条項の受け入れが落ち着き処になりそうだ』と伝えています。
続けて、今週は中国で主要な経済統計の発表を控えることを挙げ、『3月末に発表された中国の3月製造業PMI(購買担当者景気指数)が景気の分かれ目となる50を上回ったことが、株価に一定の安心感を与えたこともあり、17日に発表される経済指標に注目だ』と分析しています。
さらに、『小売売上高や固定資産投資は政策効果もあり、先月発表された2月分をみても改善傾向にあることがわかる。
一方で、鉱工業生産については米中貿易戦争の影響が懸念される。
しかしながら、実際の経済の動きを示すハード系の指標は景況感などマインド系指標に遅行する。
それを踏まえると、鉱工業生産が改善に転じるのもそう遠くないだろう。
経済指標の発表で安心感が広がるにつれ、リスクオンの姿勢が強まるとみる』とまとめています。
最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。
詳しくは4/15付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜