[ロンドン 5日 ロイター] - 英自動車工業会(SMMT)が発表した10月の新車登録台数は、前年同月比6.7%減の14万3251台にとどまった。昨年10月は15万3599台。
個人購入が13%減少して全体の足を引っ張った。押し下げ要因としてSMMTは、総選挙を控えた「経済と政治の不透明感」を挙げた。
SMMTのマイク・ホーズ最高経営責任者(CEO)は「代替燃料車の伸びは多いに歓迎されており、これらの新技術に対してより強い購買意欲が見られる」と述べた。
代替燃料車の市場シェアは過去最高の9.9%に達し、1万4231台が登録された。
ホーズCEOは、「ただ、市場全体の環境は依然厳しく、10月は今年に入り8カ月目の販売減となった。信頼感の高まりが必要となっている」と述べた。
また、「総選挙で経済にはずみがつくかどうかはまだ分からない」と指摘した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191106T004631+0000