[香港 22日 ロイター] - 香港政府は22日、2年以上続けてきた非居住者の入境制限を5月から解除すると発表した。非居住者の入境手続きは居住者と同様になる。
現状では新型コロナウイルス感染者が3人見つかった航空便は到着を拒否していたが、この人数を5人まで緩和する。
現在の到着便の大半は中国本土やアジアの少数の都市からとなっている。4月1日に米英など9カ国からの到着便については受け入れ禁止を解除するなどしたが、香港は中国本土にならって厳格な「ゼロコロナ政策」を実施中のため、実際に到着する便は限られている。
一方、香港ではここ1週間以上、新規感染者が1000人を下回っている。ピークは3月3日の7万人強だった。