マネジメントソリューションズ (T:7033)は14日、2020年10月期第3四半期(19年11月-20年7月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比36.1%増の37.99億円、営業利益が同95.7%減の0.11億円、経常利益が同94.6%減の0.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同96.1%減の0.06億円となった。
同社グループの事業領域である、プロジェクトマネジメントの分野において、一部業界でプロジェクトの中止・延期が発生しているが、デジタルトランスフォーメーション等の社内変革のニーズは引き続き予想され、プロジェクトマネジメント支援に対するニーズは中長期的には堅調に推移するものと予測している。
そのため、当第3四半期累計期間においても積極的に採用活動を進め、コンサルタントを106名採用した。
しかし、4月から5月にかけて緊急事態宣言の発令等による顧客企業の活動停滞等により、同社事業活動も限定的ながら影響を受けたが、前年同期比では増収となった。
一方で本社移転や積極的な採用活動の結果、コストが増加し、前年同期比では減益となった。
2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比41.1%増の54.95億円、営業利益が同37.8%減の2.79億円、経常利益が同35.3%減の2.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.4%減の1.65億円とする期初計画を据え置いている。