🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

フィリピン第1四半期GDP、前年比+5.7%で予想未達 需要弱く

発行済 2024-05-09 11:31
更新済 2024-05-09 14:54
© Reuters.  5月9日、フィリピン統計局が発表した第1・四半期国内総生産(GDP)は前年比5.7%増加した。写真はフィリピンのパシッグのビジネス街。2022年6月撮影(2024 ロイ

Neil Jerome Morales

[マニラ 9日 ロイター] - フィリピン統計局が9日発表した第1・四半期国内総生産(GDP)は前年比5.7%増加した。昨年第4・四半期(5.5%増)から伸びが加速したが、ロイターがまとめたエコノミストの予想(5.9%増)には届かなかった。

個人消費の低迷が成長を抑制した。インフレ率は上昇しているものの、中央銀行が来週の会合で金利を据え置くとの見方が強まった。

季節調整済み前期比では1.3%増。昨年第4・四半期(2.1%増)から減速したが、エコノミスト予想(1.0%増)は上回った。

国家経済開発庁のバリサカン長官は、電子製品の出荷回復を背景に輸出が力強く持ち直していると指摘。引き続き成長について楽観的に見ていると述べた。

会見で「国内外で課題があるものの、経済は耐性を持ち成長を続けている」と述べた。輸出の伸びを踏まえ、今年の政府成長率目標6.0─7.0%は達成可能との見方を示した。

一方、キャピタル・エコノミクスは、2024年の成長率予測を5.5%に維持。予想される世界的な景気減速が輸出需要を押し下げ、個人消費の主要な原動力である海外在住フィリピン人労働者からの送金を減少させる可能性があると指摘した。

© Reuters.  5月9日、フィリピン統計局が発表した第1・四半期国内総生産(GDP)は前年比5.7%増加した。写真はフィリピンのパシッグのビジネス街。2022年6月撮影(2024 ロイター/Adrian Portugal)

インフレ率は4月に3カ月連続で加速し、引き続き内需の重しとなっている。内需は第1・四半期は4.6%増と、4.8%縮小した21年第1・四半期以来で最も弱い。

輸出は9.5%増と22年第4・四半期以来の高い伸びだった。

セキュリティー・バンクのチーフエコノミスト、ロバート・ダン・ロセス氏はリポートで「内需の弱含みや、全体的に成長が緩やかであることを考慮すると、中銀が次回会合で政策金利を据え置く可能性が高い」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます