■テクニカル的な見方では、このところの調整幅の半値戻しに向かう期待が
マルマエ<6264>(東証プライム)は4月18日、買い気配のあと9%高に迫る2248円(180円高)始まり、その後も一段高となり大きく出直っている。前週末取引日・15日の15時に今期・2022年8月期の業績予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが集中となった。テクニカル的な見方では、このところの調整幅の半値戻しの水準に相当する2400円台に向かう期待が出ている。
半導体・FPD製造装置の中枢部品である真空パーツや各種高精度パーツを中心に、試作から量産までワンストップで幅広く対応し、今8月期の売上高の予想は、21年8月に開示した従来予想を15.3%上回る83.0億円の見込み(前期比54.7%増)とし、営業利益は同じく27.8%上回る23.0億円の見込み(同90.6%増)とした。また、自社株買いは、取得上限株数20万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.56%)、取得総額4億円の枠で4月18日から5月17日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)