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米国株見通し:買い先行か、FOMCにらみ模様眺めも

発行済 2016-04-26 19:23
更新済 2016-04-26 19:33
米国株見通し:買い先行か、FOMCにらみ模様眺めも
『米株式市場』 25日のNY市場は下落。
連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合の発表内容を見極めたいとの思惑から売りが先行。
軟調な原油相場のほか、主要企業の決算発表が本格化する中、冴えない決算が相次いでいることも嫌気された。
ダウ平均は26.51ドル安の17977.24、ナスダックは10.44ポイント安の4895.79。
グローベックスの米株先物はNYダウでは30ドル高程度で推移している。
欧州市場は全般上昇して推移しており、この流れから買い先行の展開が期待される。
もっとも、市場の関心は本日からの連邦公開市場委員会(FOMC)となり、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。
また、決算ではアップルが予定されている。
iPhoneの減産報道から業績に対する慎重姿勢は織り込み済みと考えられるが、iPhone SEの好調なども伝えられており、アク抜けとなるかが注目される。
足元で冴えない決算が相次いでいることもあり、市場のムードを変えたいところである。
その他の決算では、3M、AT&T、eベイ、アフラック、ツイッター、TモバイルUSが予定されている。
また、経済指標では耐久財受注(3月)、S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数(2月)、消費者信頼感指数(4月)が予定されている。
耐久財受注は改善が見込まれており、好反応をみせてくる可能性もありそうだ。

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