[ロンドン 31日 ロイター] - JPモルガンのアナリストは31日、欧州中央銀行(ECB)によるターゲット型長期流動性供給オペ第3弾(TLTRO3)の条件厳格化を受け、11月には5000億─7000億ユーロ(4940億─6920億ドル)が返済されるとの見通しを示した。
JPモルガンによると、主要金融機関は11月に借り入れ額の30─40%、中小金融機関は10─20%を返済する見通し。ECBが12月に2%、来年2月に2.25%まで金利を引き上げ、その後は同水準を維持する前提で試算した。
ECBは27日、金融機関に早期返済を促すため、同プログラムの条件を変更した。