■下落、英国経済の減速懸念強まる
先週・今週のポンド・円は下落。
日英金利差の拡大観測は後退していないものの、英中央銀行は金融引き締めを急がない姿勢を見せたことや、2023年の英国経済はマイナス成長となる可能性が示されたことから、リスク回避的なポンド売り・円買いが観測された。
原油価格は強い動きを見せたものの、欧米諸国の株安が嫌気されており、ポンド売り・円買いが優勢となった。
取引レンジ:159円65銭-165円57銭。
■もみ合いか、日英金利差拡大の思惑残る
来週のポンド・円はもみ合いか。
英中央銀行は市場の想定通り追加利上げを決定したが、2023年度の英国経済はマイナス成長となる可能性があるため、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは縮小した。
一方、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持する方針であることから、日英金利差の拡大を想定したポンド買い・円売りがさらに縮小するとの見方は少ないようだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12日:1-3月期国内総生産(10-12月期:前年比+6.6%)
・12日:3月鉱工業生産(2月:前月比-0.6%)
予想レンジ:159円00銭-163円00銭
先週・今週のポンド・円は下落。
日英金利差の拡大観測は後退していないものの、英中央銀行は金融引き締めを急がない姿勢を見せたことや、2023年の英国経済はマイナス成長となる可能性が示されたことから、リスク回避的なポンド売り・円買いが観測された。
原油価格は強い動きを見せたものの、欧米諸国の株安が嫌気されており、ポンド売り・円買いが優勢となった。
取引レンジ:159円65銭-165円57銭。
■もみ合いか、日英金利差拡大の思惑残る
来週のポンド・円はもみ合いか。
英中央銀行は市場の想定通り追加利上げを決定したが、2023年度の英国経済はマイナス成長となる可能性があるため、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは縮小した。
一方、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持する方針であることから、日英金利差の拡大を想定したポンド買い・円売りがさらに縮小するとの見方は少ないようだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12日:1-3月期国内総生産(10-12月期:前年比+6.6%)
・12日:3月鉱工業生産(2月:前月比-0.6%)
予想レンジ:159円00銭-163円00銭