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中国:2月乗用車販売0.9%増、セダンの低迷鮮明

発行済 2016-03-17 13:44
更新済 2016-03-17 14:00
中国:2月乗用車販売0.9%増、セダンの低迷鮮明
中国の乗用車販売台数は今年2月、前年同月比0.9%増の132万500台に伸び悩んだ。
伸び率は、直近数年の月次ベースで最低に沈んでいる。
セダン販売が18.0%落ち込み、全体の足を引っ張っている。
ミニバンも7.7%増と、1ケタの伸びに減速した。
一方でSUV(スポーツ多目的車)は好調が持続。
前年同月比で43.9%伸びている。
盖世汽車研究院が報告した。
乗用車販売に占めるセダンの比率は縮小を続け、2月は51%に低下。
前年同月(62%)比で11ポイントも低下した。
一方でSUVは36%(↑11P)に上昇。
ミニバンは13%で横ばい推移している。
メーカー別では、上汽大衆が13万7200台を売り上げてトップ。
以下、一汽大衆(10万7100台)、上汽通用五菱(10万4300台)が続いた。
上汽通用は10万1600台にとどまり、トップ3から外れている。
日系勢では、東風日産が10位圏内を外れる半面、一汽豊田が10位に上昇した。
ブランド別では、中国自主ブランド勢の躍進が目立つ。
長安ブランドが8万6696台を販売して、前月の3位から2位に順位を上げた。
宝駿ブランド(上汽通用五菱の合弁自主ブランド)も前月の8位から5位へと3ランクアップ。
6万2043台を売り上げて、トヨタブランドの5万5752台、ホンダブランドの5万3567台を一気に抜き去った。
1位はフォルクスワーゲン(VW)ブランド(19万3083台)が維持。
ビュイックブランド(6万5252台)は、前月の2位から3位に順位を落とした。
【亜州IR】

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