14日のドル・円は東京市場で117円29銭まで下げた後に118円18銭まで反発。
欧米市場では一時118円28銭まで買われており、118円06銭で取引を終えた。
本日15日のドル・円は主に118円台前半で推移か。
米国株の反発や原油先物の上昇を意識してドルは底堅い動きを続ける見込み。
14日のニューヨーク市場では株高や原油先物の上昇を好感してドル買いが優勢となった。
ただ、ブラード米セントルイス連銀総裁は「インフレの2%目標達成は想定よりも時間がかかる可能性がある」と述べたことから、株高でも米国債利回りは伸び悩んだ。
本日15日に発表される12月の米小売売上高、12月生産者物価指数、12月鉱工業生産は米長期金利の動向を左右する指標になるとみられており、特に小売売上高に対する関心が高いようだ。
12月小売売上高の市場予想は前月比-0.1%、自動車を除く数字は同比+0.2%となっており、予想通りであれば長期金利の上昇を促す可能性は低いとみられている。
市場関係者の間では、今年4回の利上げに対する懐疑的な見方が浮上している。
インフレ見通しについては予断を許さない状態が続くことになりそうだが、雇用情勢が改善しても賃金の上昇は抑制されており、雇用コストの上昇や需要増加によってインフレ率が上昇する可能性は低いとの見方は以前よりも増えている。
欧米市場では一時118円28銭まで買われており、118円06銭で取引を終えた。
本日15日のドル・円は主に118円台前半で推移か。
米国株の反発や原油先物の上昇を意識してドルは底堅い動きを続ける見込み。
14日のニューヨーク市場では株高や原油先物の上昇を好感してドル買いが優勢となった。
ただ、ブラード米セントルイス連銀総裁は「インフレの2%目標達成は想定よりも時間がかかる可能性がある」と述べたことから、株高でも米国債利回りは伸び悩んだ。
本日15日に発表される12月の米小売売上高、12月生産者物価指数、12月鉱工業生産は米長期金利の動向を左右する指標になるとみられており、特に小売売上高に対する関心が高いようだ。
12月小売売上高の市場予想は前月比-0.1%、自動車を除く数字は同比+0.2%となっており、予想通りであれば長期金利の上昇を促す可能性は低いとみられている。
市場関係者の間では、今年4回の利上げに対する懐疑的な見方が浮上している。
インフレ見通しについては予断を許さない状態が続くことになりそうだが、雇用情勢が改善しても賃金の上昇は抑制されており、雇用コストの上昇や需要増加によってインフレ率が上昇する可能性は低いとの見方は以前よりも増えている。