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個別銘柄戦略:ハイテク決算への過度な懸念は全般後退へ

発行済 2016-07-22 09:03
更新済 2016-07-22 09:33
個別銘柄戦略:ハイテク決算への過度な懸念は全般後退へ


欧米株式市場の下落を映して売りが先行、週末要因に伴う換金売りニーズもあって、安寄り後も戻りの鈍い展開となりそうだ。
ただ、来週の日銀決定会合を控えて大幅な調整は避けられよう。
足元の株価上昇で、ヘリコプターマネーの期待値低下は織り込み済みとも捉えられよう。
本日業績観測報道が伝わっているニコンだが、観測数値は市場コンセンサスを上回っている。
昨日の安川電機やミネベアの動向なども合わせると、ややハイテク株に対する市場の見方は悲観的過ぎたともいえよう。
全般的に見直しの動きが強まる可能性もある。
本日は日本電産の決算発表が予定されているが、目標株価引き上げの動きが複数で観測されている。
昨日はカジノ関連が一斉高となったが、こうした政策期待銘柄の循環物色の動きが継続するかも注目。
また、1部市場の伸び悩みによって、新興市場に短期資金がシフトするのかも注目したい。

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