米連邦準備制度理事会(FRB)は20日(米東部時間)、連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を1.00%-1.25%の据え置きと、10月にバランスシートの縮小を開始することを決定した。
FOMC参加者の米政策金利予想分布図「ドットチャート」では17年末の金利予想中央値が1.375%と前回(6月)から維持された。
市場ではタカ派寄りとして受け止められ、12月のFOMC会合での追加利上げ観測が再浮上した。
一方で、FRBはインフレ見通しを下方修正。
これについて、イエレンFRB議長はFOMC後の記者会見で「今年の物価上昇の低迷は謎」と言及したものの、今後数年で2%の物価目標の達成は可能であるという見通しを変更しなかった。
これを受けて、米長期金利が上昇。
日米金利格差も意識され、ドル高・円安基調が継続している。
この流れは東京市場でも継続すると見られる。
本日午後に発表される日銀の金融政策会合では、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の金融緩和の維持を決定する公算が大きい。
このため、相場への影響は限定的だと予想される。
FOMC参加者の米政策金利予想分布図「ドットチャート」では17年末の金利予想中央値が1.375%と前回(6月)から維持された。
市場ではタカ派寄りとして受け止められ、12月のFOMC会合での追加利上げ観測が再浮上した。
一方で、FRBはインフレ見通しを下方修正。
これについて、イエレンFRB議長はFOMC後の記者会見で「今年の物価上昇の低迷は謎」と言及したものの、今後数年で2%の物価目標の達成は可能であるという見通しを変更しなかった。
これを受けて、米長期金利が上昇。
日米金利格差も意識され、ドル高・円安基調が継続している。
この流れは東京市場でも継続すると見られる。
本日午後に発表される日銀の金融政策会合では、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の金融緩和の維持を決定する公算が大きい。
このため、相場への影響は限定的だと予想される。