■NY株式:ダウは27ドル安、ギリシャ情勢への警戒
NYダウ ナスダック
終値 :17730.11 終値 :5009.21
前日比:-27.80 前日比:-3.91
始値 :17763.32 始値 :5024.30
高値 :17825.49 高値 :5027.47
安値 :17687.52 安値 :4990.74
1日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は27.80ドル安の17730.11、ナスダックは3.91ポイント安の5009.21で取引を終了した。
6月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想をやや下回る22.3万人増となり、利上げ観測への影響は軽微な一方で概ね良好な雇用情勢を維持しているとの見方から、買いが先行。
その後は、独立記念日の連休を控えて閑散取引となる中、週末に国民投票を控えるギリシャ情勢の先行き不透明感が嫌気され、上値の重い展開となった。
セクター別では、公益事業や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや銀行が下落した。
送金サービスのズーム(XOOM)は、オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)から今月スピンオフ(分離)する電子決済サービス会社ペイパルによる買収提案を受け、急騰。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、4-6月期の「モデルS」引渡台数が史上最多を更新し堅調推移。
英石油大手のBP(BP)は2010年に発生したメキシコ湾原油流出事故で187億ドルの支払いに合意し、買われた。
一方で、口コミサイトのイェルプ(YELP)は、同社の身売り交渉の中断が報じられ下落。
3日は独立記念日の振替休日となるため、米国株式相場は休場となる。
5日にギリシャで債権団が要請する緊縮策の受け入れについて国民投票が行われる。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円06銭、米雇用が期待ほど伸びず、失望感にドル反落 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円75銭へ上昇後、122円96銭へ反落し、123円06銭で引けた。
良好な米雇用統計への期待にドル買いが一旦強まった後、6月雇用統計で非農業部門雇用者数や平均賃金が予想を下振れたため、債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1048ドルへ下落後、1.1122ドルまで反発し、1.1085ドルで引けた。
ユーロ・円は、136円87銭から136円33銭へ下落した。
株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.5565ドルへ下落後、1.5640ドルまで反発した。
ドル・スイスは、0.9504フランから0.9420フランへ反落した。
■NY原油:続落で56.93ドル、稼動リグ増加で売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:56.93↓0.03)。
57.95ドルまで上昇した後、56.87ドルまで下落した。
この日発表の米国の6月雇用統計(雇用者数下振れ、賃金の伸び鈍化)を受けて、ドル安になったことによる割安感。
あるいは、20万人以上の雇用増で改善傾向は続いており、先行き需要増が期待できるとの見方などから、原油の買いが先行した。
しかし、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が、米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を前週比12基増の640基と発表。
昨年末から続いた減少傾向が止まったことから、生産拡大への転換思惑による売りが強まり、小幅ながら下落に転じた。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.02ドル -0.200ドル(-1.16%) モルガン・スタンレー(MS) 38.99ドル -0.370ドル(-0.94%) ゴールドマン・サックス(GS)209.09ドル -0.850ドル(-0.40%) インテル(INTC) 30.56ドル +0.375ドル(+1.24%) アップル(AAPL) 126.44ドル -0.160ドル(-0.13%) グーグル(GOOG) 523.40ドル +1.560ドル(+0.30%) フェイスブック(FB) 87.29ドル +0.375ドル(+0.43%) キャタピラー(CAT) 84.41ドル +0.520ドル(+0.62%) アルコア(AA) 11.10ドル +0.020ドル(+0.18%) ウォルマート(WMT) 71.85ドル -0.030ドル(-0.04%) スプリント(S) 4.48ドル -0.040ドル(-0.89%)
ダウ平均は27.80ドル安の17730.11、ナスダックは3.91ポイント安の5009.21で取引を終了した。
6月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想をやや下回る22.3万人増となり、利上げ観測への影響は軽微な一方で概ね良好な雇用情勢を維持しているとの見方から、買いが先行。
その後は、独立記念日の連休を控えて閑散取引となる中、週末に国民投票を控えるギリシャ情勢の先行き不透明感が嫌気され、上値の重い展開となった。
セクター別では、公益事業や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや銀行が下落した。
送金サービスのズーム(XOOM)は、オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)から今月スピンオフ(分離)する電子決済サービス会社ペイパルによる買収提案を受け、急騰。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、4-6月期の「モデルS」引渡台数が史上最多を更新し堅調推移。
英石油大手のBP(BP)は2010年に発生したメキシコ湾原油流出事故で187億ドルの支払いに合意し、買われた。
一方で、口コミサイトのイェルプ(YELP)は、同社の身売り交渉の中断が報じられ下落。
3日は独立記念日の振替休日となるため、米国株式相場は休場となる。
5日にギリシャで債権団が要請する緊縮策の受け入れについて国民投票が行われる。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円06銭、米雇用が期待ほど伸びず、失望感にドル反落 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円75銭へ上昇後、122円96銭へ反落し、123円06銭で引けた。
良好な米雇用統計への期待にドル買いが一旦強まった後、6月雇用統計で非農業部門雇用者数や平均賃金が予想を下振れたため、債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1048ドルへ下落後、1.1122ドルまで反発し、1.1085ドルで引けた。
ユーロ・円は、136円87銭から136円33銭へ下落した。
株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.5565ドルへ下落後、1.5640ドルまで反発した。
ドル・スイスは、0.9504フランから0.9420フランへ反落した。
■NY原油:続落で56.93ドル、稼動リグ増加で売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:56.93↓0.03)。
57.95ドルまで上昇した後、56.87ドルまで下落した。
この日発表の米国の6月雇用統計(雇用者数下振れ、賃金の伸び鈍化)を受けて、ドル安になったことによる割安感。
あるいは、20万人以上の雇用増で改善傾向は続いており、先行き需要増が期待できるとの見方などから、原油の買いが先行した。
しかし、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が、米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を前週比12基増の640基と発表。
昨年末から続いた減少傾向が止まったことから、生産拡大への転換思惑による売りが強まり、小幅ながら下落に転じた。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.02ドル -0.200ドル(-1.16%) モルガン・スタンレー(MS) 38.99ドル -0.370ドル(-0.94%) ゴールドマン・サックス(GS)209.09ドル -0.850ドル(-0.40%) インテル(INTC) 30.56ドル +0.375ドル(+1.24%) アップル(AAPL) 126.44ドル -0.160ドル(-0.13%) グーグル(GOOG) 523.40ドル +1.560ドル(+0.30%) フェイスブック(FB) 87.29ドル +0.375ドル(+0.43%) キャタピラー(CAT) 84.41ドル +0.520ドル(+0.62%) アルコア(AA) 11.10ドル +0.020ドル(+0.18%) ウォルマート(WMT) 71.85ドル -0.030ドル(-0.04%) スプリント(S) 4.48ドル -0.040ドル(-0.89%)