*07:50JST NYの視点:FRBの3月利下げ開始観測は後退、利下げ時期は先送り幅も小幅に
米商務省が発表した12月小売売上高は前月比+0.6%となった。
伸びは11月+0.3%から拡大し9月来で最大。
国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いたコントロールグループは前月比+0.8%と、11月+0.5%から伸びが予想外に拡大し、7月来で最高となった。
消費が10-12月期のGDPの成長をプラスにけん引した可能性がある。
全国小売連盟が発表した23年度のホリデーセールスは前年比3.8%増の9644億ドルと過去最高を記録。
消費が底堅いあらたな証拠となった。
伸び率は10年平均に並び、コロナ後の強い勢いからペースが正常化しつつある。
全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した1月住宅市場指数も44と、建設業者の楽観的な見解を示す50を依然下回っているものの、昨年9月来の高水準に回復。
住宅金利の上昇が一段落したことが奏功し、建設業者の悲観的見方が後退したと見られる。
1月連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きを正当化する結果となった。
データからは経済の減速を示す結果が依然見られない。
3月の利下げ確率も低下した。
大統領選挙などを控え、不透明要因も多い中、FRBの利下げ時期の見通しは先送り、また幅も小幅に修正されつつある。
利下げのタイミングや幅は今後の経済指標の行方が非常に重要となる。
伸びは11月+0.3%から拡大し9月来で最大。
国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いたコントロールグループは前月比+0.8%と、11月+0.5%から伸びが予想外に拡大し、7月来で最高となった。
消費が10-12月期のGDPの成長をプラスにけん引した可能性がある。
全国小売連盟が発表した23年度のホリデーセールスは前年比3.8%増の9644億ドルと過去最高を記録。
消費が底堅いあらたな証拠となった。
伸び率は10年平均に並び、コロナ後の強い勢いからペースが正常化しつつある。
全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した1月住宅市場指数も44と、建設業者の楽観的な見解を示す50を依然下回っているものの、昨年9月来の高水準に回復。
住宅金利の上昇が一段落したことが奏功し、建設業者の悲観的見方が後退したと見られる。
1月連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きを正当化する結果となった。
データからは経済の減速を示す結果が依然見られない。
3月の利下げ確率も低下した。
大統領選挙などを控え、不透明要因も多い中、FRBの利下げ時期の見通しは先送り、また幅も小幅に修正されつつある。
利下げのタイミングや幅は今後の経済指標の行方が非常に重要となる。