■NY株式:ダウは62ドル高、好調な雇用統計も追加利上げは困難との見方広がる
NYダウ ナスダック
終値 :17006.77 終値 :4717.02
前日比:+62.87 前日比:+9.60
始値 :16945.00 始値 :4715.77
高値 :17062.38 高値 :4746.65
安値 :16898.84 安値 :4687.94
4日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は62.87ドル高の17006.77、ナスダックは9.60ポイント高の4717.02で取引を終了した。
2月雇用統計で非農業部門雇用者数が24万2000人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比横ばいの4.9%と好調な内容となった。
堅調な米国の雇用情勢が好感される一方で、追加利上げへの警戒感から、朝方は揉み合う展開となった。
しかしながら、平均時給が下落したことで3月の利上げは困難との見方が優勢となり上昇に転じた。
堅調な原油相場も支援材料となった。
一時上げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけて再び上昇した。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や素材が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
法人向けハードウエア・サービス事業のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は決算内容が好感され、大幅上昇。
映画館チェーンのAMCエンターテイメント(AMC)は同業カーマイク・シネマズと11億ドルで買収合意し、ともに上昇。
百貨店のJCペニー(JCP)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。
原油価格の上昇を受けて、深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)や、独立系石油ガス生産のアナダルコ(APC)などが買われた。
一方で、税務サービスのH&Rブロック(HRB)は、予想を上回る赤字決算となり、大幅下落となった。
5日から16日にわたり、中国の全国人民代表大会(全人代)が開催される。
何らかの金融緩和策が発表されれば株式相場に追い風となるだろう。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円77銭、米2月雇用統計でドル乱高下 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円13銭まで下落後、114円26銭まで上昇し113円77銭で引けた。
米2月雇用統計で賃金の伸びが予想外のマイナスに落ち込んだことを嫌い、いったんドル売りが優勢となった。
しかし、非農業部門雇用者数が予想外の20万人台を回復したことや、労働参加率の上昇、不完全雇用率の低下で、年内の利上げ観測が強まりドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0904ドルへ下落後、1.1043ドルまで上昇し1.1012ドルで引けた。
ユーロ・円は、124円45銭から125円59銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4108ドルへ下落後、1.4248ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9989フランへ上昇後、0.9879フランへ下落した。
■NY原油:反発で35.92ドル、米雇用増、株高、リグ減少で買い強まる NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:35.92↑1.35)。
34.46ドルから35.99ドルまで上昇した。
この日発表の米国の2月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を上回る24.2万人増だったことを受けて、景気回復の継続を好感し、需要増期待からか原油の買いが強まったもよう。
また、米株が売り買い交錯後、上昇に転じたこと。
米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が、前週比8基減の392基となり、11週連続減少したことも原油の下支えとなった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.52ドル +0.020ドル(+0.15%) モルガン・スタンレー(MS) 26.13ドル -0.015ドル(-0.06%) ゴールドマン・サックス(GS)156.88ドル +1.550ドル(+1.00%) インテル(INTC) 30.63ドル +0.050ドル(+0.16%) アップル(AAPL) 103.01ドル +1.510ドル(+1.49%) アルファベット(GOOG) 710.89ドル -1.530ドル(-0.21%) フェイスブック(FB) 108.39ドル -1.190ドル(-1.09%) キャタピラー(CAT) 72.82ドル +1.070ドル(+1.49%) アルコア(AA) 9.57ドル +0.095ドル(+1.00%) ウォルマート(WMT) 66.76ドル +0.620ドル(+0.94%) スプリント(S) 3.82ドル -0.185ドル(-4.62%)
ダウ平均は62.87ドル高の17006.77、ナスダックは9.60ポイント高の4717.02で取引を終了した。
2月雇用統計で非農業部門雇用者数が24万2000人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比横ばいの4.9%と好調な内容となった。
堅調な米国の雇用情勢が好感される一方で、追加利上げへの警戒感から、朝方は揉み合う展開となった。
しかしながら、平均時給が下落したことで3月の利上げは困難との見方が優勢となり上昇に転じた。
堅調な原油相場も支援材料となった。
一時上げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけて再び上昇した。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や素材が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
法人向けハードウエア・サービス事業のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は決算内容が好感され、大幅上昇。
映画館チェーンのAMCエンターテイメント(AMC)は同業カーマイク・シネマズと11億ドルで買収合意し、ともに上昇。
百貨店のJCペニー(JCP)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。
原油価格の上昇を受けて、深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)や、独立系石油ガス生産のアナダルコ(APC)などが買われた。
一方で、税務サービスのH&Rブロック(HRB)は、予想を上回る赤字決算となり、大幅下落となった。
5日から16日にわたり、中国の全国人民代表大会(全人代)が開催される。
何らかの金融緩和策が発表されれば株式相場に追い風となるだろう。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円77銭、米2月雇用統計でドル乱高下 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円13銭まで下落後、114円26銭まで上昇し113円77銭で引けた。
米2月雇用統計で賃金の伸びが予想外のマイナスに落ち込んだことを嫌い、いったんドル売りが優勢となった。
しかし、非農業部門雇用者数が予想外の20万人台を回復したことや、労働参加率の上昇、不完全雇用率の低下で、年内の利上げ観測が強まりドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0904ドルへ下落後、1.1043ドルまで上昇し1.1012ドルで引けた。
ユーロ・円は、124円45銭から125円59銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4108ドルへ下落後、1.4248ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9989フランへ上昇後、0.9879フランへ下落した。
■NY原油:反発で35.92ドル、米雇用増、株高、リグ減少で買い強まる NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:35.92↑1.35)。
34.46ドルから35.99ドルまで上昇した。
この日発表の米国の2月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を上回る24.2万人増だったことを受けて、景気回復の継続を好感し、需要増期待からか原油の買いが強まったもよう。
また、米株が売り買い交錯後、上昇に転じたこと。
米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が、前週比8基減の392基となり、11週連続減少したことも原油の下支えとなった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.52ドル +0.020ドル(+0.15%) モルガン・スタンレー(MS) 26.13ドル -0.015ドル(-0.06%) ゴールドマン・サックス(GS)156.88ドル +1.550ドル(+1.00%) インテル(INTC) 30.63ドル +0.050ドル(+0.16%) アップル(AAPL) 103.01ドル +1.510ドル(+1.49%) アルファベット(GOOG) 710.89ドル -1.530ドル(-0.21%) フェイスブック(FB) 108.39ドル -1.190ドル(-1.09%) キャタピラー(CAT) 72.82ドル +1.070ドル(+1.49%) アルコア(AA) 9.57ドル +0.095ドル(+1.00%) ウォルマート(WMT) 66.76ドル +0.620ドル(+0.94%) スプリント(S) 3.82ドル -0.185ドル(-4.62%)