[ワシントン 13日 ロイター] - 米国防総省は、再入院していたオースティン国防長官が13日に退院したと発表した。14日のウクライナ関連会合にオンライン参加するという。
オースティン氏は11日、ぼうこうの問題に対処するため、ワシントンのウォルター・リード陸軍医療センターに入院していた。
同省は声明で、オースティン氏が13日午後に退院し、任務に復帰したと明らかにした。医師の助言で今週後半まで自宅で執務を行うという。声明では、オースティン氏が完全に回復する見込みだとする医師の見解も示された。
昨年12月に前立腺がんの手術を受けたが、術後に尿路感染症などの合併症を発症し、今年1月1日に再入院。再入院が公表されたのは4日後だったほか、バイデン大統領が長官の前立腺がんを認識したのは1月9日だったため物議を醸していた。