大阪取引所金標準先物 21年8月限・日中取引終値:6439円(前日日中取引終値↑44円)・推移レンジ:高値6440円-安値6407円1日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は上昇した。
今日、東証のシステム障害発生で全銘柄の売買が終日停止となったが、金先物価格には特に目立った影響は見られなかった。
金の価格決定要因として影響が大きくなっているドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落し、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすかった。
欧米などでの新型コロナ感染再拡大や米中ハイテク摩擦の激化、米大統領選の先行き不透明感など警戒材料も多く、安全資産としての金が見直されているとの指摘もあった。