*07:40JST 1日の米国市場ダイジェスト:NYダウは90ドル高、ハイテクがけん引
■NY株式:NYダウは90ドル高、ハイテクがけん引
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は90.99ドル高の38,087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高の16,274.94で取引を終了した。
商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後、まちまち。
その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。
ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。
ナスダックは連日で史上最高値を更新し、終了した。
セクター別では半導体・同製造装置、医薬品・バイテクが上昇した一方、保険が下落。
民間・軍用機の機体などの航空機構造の設計・製造を手掛けるスピリット・エアロシステムズ(SPR)は元親会社の航空機メーカーのボーイング(BA)が737型機の部品供給会社である同社の買収交渉をしているとの報道で、上昇。
ボーイング(BA)は下落した。
コンピューターメーカーのデル・テクノロジー(DELL)は第4四半期決算でAIの強い需要の勢いが支援した好決算が好感され、続伸。
半導体のエヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も期待感からそれぞれ連れ高となった。
一方、携帯端末のアップル(AAPL)はゴールドマンサックスが同社株を「強い買い推奨リスト」から除外したことが嫌気され、売られた。
地銀のニュ―ヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は融資審査に関する内部管理に重大な脆弱性を確認、証券取引委員会(SEC)への年次報告書の提出を延期すると発表し、大幅安。
エヌビディア(NVDA)の時価総額は初めて2兆ドルに達した。
生成AIの利用の急速な拡大が背景となる。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、2月ISM製造業景況指数などの悪化で利下げ期待高まる
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円72銭へ上昇後、150円06銭まで下落し、150円14銭で引けた。
米2月製造業PMI改定値が予想外に上方修正されたためドル買いが優勢となった。
その後、米2月ISM製造業景況指数が上昇予想に反して低下したほか、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に速報値から下方修正され、利下げ観測を受けた長期金利の低下に伴うドル売りに転じた。
ユーロ・ドルは1.0798ドルまで下落後、1.0843ドルまで上昇し、1.0835ドルで引けた。
ユーロ・円は、162円92銭から162円52銭まで下落。
ユーロ・ドル圏2月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化で欧州中央銀行(ECB)の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2600ドルまで下落後、1.2664ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8893フランまで上昇後、0.8830フランまで下落した。
■NY原油:堅調推移、一時80.85ドルまで値上り
NYMEX原油4月限終値:79.97 ↑1.71
1日のNY原油先物4月限は堅調推移。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+1.71ドル(+2.19%)の79.97ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは78.05ドル-80.85ドル。
ロンドン市場の序盤に78.05ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて80.85ドルまで上昇した。
80ドル突破でポジション調整的な買いが入ったようだ。
米国経済指標の軟化で早期利下げ期待が高まったことも影響したようだ。
通常取引終了後の時間外取引では利食い売りが観測されており、主に79ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 34.35ドル -0.17ドル(-0.49%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.48ドル +0.44ドル(+0.51%)
ゴールドマン・サックス(GS)388.10ドル -0.95ドル(-0.24%)
インテル(INTC) 43.82ドル +0.77ドル(+1.78%)
アップル(AAPL) 179.66ドル -1.09ドル(-0.60%)
アルファベット(GOOG) 138.08ドル -1.70ドル(-1.21%)
メタ(META) 502.30ドル +12.17ドル(+2.48%)
キャタピラー(CAT) 336.70ドル +2.74ドル(+0.82%)
アルコア(AA) 27.68ドル +0.47ドル(+1.72%)
ウォルマート(WMT) 58.76ドル +0.15ドル(+0.25%)
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は90.99ドル高の38,087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高の16,274.94で取引を終了した。
商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後、まちまち。
その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。
ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。
ナスダックは連日で史上最高値を更新し、終了した。
セクター別では半導体・同製造装置、医薬品・バイテクが上昇した一方、保険が下落。
民間・軍用機の機体などの航空機構造の設計・製造を手掛けるスピリット・エアロシステムズ(SPR)は元親会社の航空機メーカーのボーイング(BA)が737型機の部品供給会社である同社の買収交渉をしているとの報道で、上昇。
ボーイング(BA)は下落した。
コンピューターメーカーのデル・テクノロジー(DELL)は第4四半期決算でAIの強い需要の勢いが支援した好決算が好感され、続伸。
半導体のエヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も期待感からそれぞれ連れ高となった。
一方、携帯端末のアップル(AAPL)はゴールドマンサックスが同社株を「強い買い推奨リスト」から除外したことが嫌気され、売られた。
地銀のニュ―ヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は融資審査に関する内部管理に重大な脆弱性を確認、証券取引委員会(SEC)への年次報告書の提出を延期すると発表し、大幅安。
エヌビディア(NVDA)の時価総額は初めて2兆ドルに達した。
生成AIの利用の急速な拡大が背景となる。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル弱含み、2月ISM製造業景況指数などの悪化で利下げ期待高まる
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円72銭へ上昇後、150円06銭まで下落し、150円14銭で引けた。
米2月製造業PMI改定値が予想外に上方修正されたためドル買いが優勢となった。
その後、米2月ISM製造業景況指数が上昇予想に反して低下したほか、米2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に速報値から下方修正され、利下げ観測を受けた長期金利の低下に伴うドル売りに転じた。
ユーロ・ドルは1.0798ドルまで下落後、1.0843ドルまで上昇し、1.0835ドルで引けた。
ユーロ・円は、162円92銭から162円52銭まで下落。
ユーロ・ドル圏2月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化で欧州中央銀行(ECB)の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2600ドルまで下落後、1.2664ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8893フランまで上昇後、0.8830フランまで下落した。
■NY原油:堅調推移、一時80.85ドルまで値上り
NYMEX原油4月限終値:79.97 ↑1.71
1日のNY原油先物4月限は堅調推移。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+1.71ドル(+2.19%)の79.97ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは78.05ドル-80.85ドル。
ロンドン市場の序盤に78.05ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて80.85ドルまで上昇した。
80ドル突破でポジション調整的な買いが入ったようだ。
米国経済指標の軟化で早期利下げ期待が高まったことも影響したようだ。
通常取引終了後の時間外取引では利食い売りが観測されており、主に79ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 34.35ドル -0.17ドル(-0.49%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.48ドル +0.44ドル(+0.51%)
ゴールドマン・サックス(GS)388.10ドル -0.95ドル(-0.24%)
インテル(INTC) 43.82ドル +0.77ドル(+1.78%)
アップル(AAPL) 179.66ドル -1.09ドル(-0.60%)
アルファベット(GOOG) 138.08ドル -1.70ドル(-1.21%)
メタ(META) 502.30ドル +12.17ドル(+2.48%)
キャタピラー(CAT) 336.70ドル +2.74ドル(+0.82%)
アルコア(AA) 27.68ドル +0.47ドル(+1.72%)
ウォルマート(WMT) 58.76ドル +0.15ドル(+0.25%)