米中貿易交渉が大詰めを迎える中、米国内の農家が対日貿易交渉の遅れにいらだちを募らせている。対中協議に忙殺されているトランプ政権を尻目に、カナダやオーストラリア、欧州連合(EU)と日本との間で通商協定の締結・改定の動きが相次いでいるからだ。米国から年間140億ドル(約1兆5500億円)規模の農産物や農業関連製品を輸入する日本をめぐる競争で、米国は価格競争で後れを取る可能性が指摘されている。
米中貿易交渉が大詰めを迎える中、米国内の農家が対日貿易交渉の遅れにいらだちを募らせている。対中協議に忙殺されているトランプ政権を尻目に、カナダやオーストラリア、欧州連合(EU)と日本との間で通商協定の締結・改定の動きが相次いでいるからだ。米国から年間140億ドル(約1兆5500億円)規模の農産物や農業関連製品を輸入する日本をめぐる競争で、米国は価格競争で後れを取る可能性が指摘されている。