■NY原油先物
安値:43.84ドル
高値:47.75ドル
終値:45.88ドル
前週末比(騰落率):3.24%
■上昇、在庫減少や産油国の生産調整に対する期待
上昇。
連休明けは米南部オクラホマ州クッシングの在庫減少が伝わり、需給改善期待から買いが先行した。
サウジアラビアとロシアが市場安定に向けた作業部会の立ち上げで合意したことなども材料視された。
その他、為替市場でドルが主要通貨に対して下落したことで、原油の割安感に着目した買いも観測された。
■こう着か、連銀高官によるタカ派発言が重しに
想定レンジ:43.00~49.00ドル
こう着か。
アトランタ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁が予定されているが、このところは連銀高官による利上げに前向きな発言が相次いでおり、利上げ観測が高まる可能性がある。
これにより為替相場がドル高に振れることで、原油の割高感が意識されそうだ。
一方で産油国による生産調整への期待感が売り込みづらくさせる。