週明け28日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比204.22ポイント(0.67%)高の30792.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が67.42ポイント(0.56%)高の12115.17ポイントとそろって反発した。
売買代金は843億8500万香港ドルに縮小している(25日の売買代金は936億1300万香港ドル)。
北朝鮮を巡る地政学リスクの後退が意識される流れ。
トランプ米大統領は26日、自身が中止を表明した米朝首脳会談に関して一転し、当初の予定通り6月12日にシンガポールで開催する意向を示した。
トランプ氏は27日、米朝の代表団が首脳会談に向けた調整のため、南北軍事境界線の板門店で実務者協議に臨んでいることを明らかにしている。
また、中興通訊(ZTE:000063/SZ、763/HK)への制裁について、同氏が25日、「制裁措置を緩和することで米中双方が合意した」と発言したこともプラス材料だ。
ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連がしっかり。
光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.3%高、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が3.1%高で引けた。
金融株や不動産株なども上昇している。
海運・空運セクターも高い。
中遠海運能源運輸(1138/HK)が5.1%、中遠海運HD(1919/HK)が2.7%、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.6%、中国国際航空(753/HK)が2.4%、中国南方航空(1055/HK)が1.5%ずつ上昇した。
医薬セクターも物色される。
中国生物製薬(1177/HK)が4.8%高、石薬集団(1093/HK)が3.8%高、康哲薬業HD(867/HK)が3.7%高、薬明生物技術(2269/HK)が2.7%高、中国神威薬業集団(2877/HK)が1.5%高と買われた。
石薬集団は、1~3月期の4割増益などを引き続き手がかりに、上場来高値を連日で切り上げている。
なお、指数構成銘柄の定期見直しにより、同社株は6月4日付でハンセン指数に組み入れられる予定だ。
一方、本土市場は小幅に4日続落。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.20%安の3135.08ポイントで取引を終えた。
石油・石炭株が下げを主導する展開。
鉄鋼や非鉄の素材株、不動産株、自動車株、インフラ関連株、銀行株、発電株なども売られた。
半面、食品・飲料株は高い。
医薬株、保険株、証券株なども買われた。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比204.22ポイント(0.67%)高の30792.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が67.42ポイント(0.56%)高の12115.17ポイントとそろって反発した。
売買代金は843億8500万香港ドルに縮小している(25日の売買代金は936億1300万香港ドル)。
北朝鮮を巡る地政学リスクの後退が意識される流れ。
トランプ米大統領は26日、自身が中止を表明した米朝首脳会談に関して一転し、当初の予定通り6月12日にシンガポールで開催する意向を示した。
トランプ氏は27日、米朝の代表団が首脳会談に向けた調整のため、南北軍事境界線の板門店で実務者協議に臨んでいることを明らかにしている。
また、中興通訊(ZTE:000063/SZ、763/HK)への制裁について、同氏が25日、「制裁措置を緩和することで米中双方が合意した」と発言したこともプラス材料だ。
ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連がしっかり。
光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.3%高、小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が3.1%高で引けた。
金融株や不動産株なども上昇している。
海運・空運セクターも高い。
中遠海運能源運輸(1138/HK)が5.1%、中遠海運HD(1919/HK)が2.7%、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.6%、中国国際航空(753/HK)が2.4%、中国南方航空(1055/HK)が1.5%ずつ上昇した。
医薬セクターも物色される。
中国生物製薬(1177/HK)が4.8%高、石薬集団(1093/HK)が3.8%高、康哲薬業HD(867/HK)が3.7%高、薬明生物技術(2269/HK)が2.7%高、中国神威薬業集団(2877/HK)が1.5%高と買われた。
石薬集団は、1~3月期の4割増益などを引き続き手がかりに、上場来高値を連日で切り上げている。
なお、指数構成銘柄の定期見直しにより、同社株は6月4日付でハンセン指数に組み入れられる予定だ。
一方、本土市場は小幅に4日続落。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.20%安の3135.08ポイントで取引を終えた。
石油・石炭株が下げを主導する展開。
鉄鋼や非鉄の素材株、不動産株、自動車株、インフラ関連株、銀行株、発電株なども売られた。
半面、食品・飲料株は高い。
医薬株、保険株、証券株なども買われた。
【亜州IR】