■中長期の成長戦略と事業部門別取り組み状況
2. 学園ソリューション事業
学園ソリューション事業は国公立大学と私立学校法人向けに、学園運営全般に対する様々な業務支援ソフトによりトータルソリューションを提供している。
主力製品ブランドは『キャンパスプラン』で、学務系(対学生・生徒業務)と法人系(学校法人の内部管理業務)の双方で幅広くソフトウェアがラインナップされているのが特長となっている。
現在では全国の大学約1,100校中350校にシステム ディ (T:3804)の校務支援ソフトが導入されるなど、業界トップシェアとデファクトスタンダードの地位を確立している。
学園ソリューション事業の成長戦略は、前述した『V&V Business』戦略や、パッケージソフトのバージョンアップによる高収益化といった戦略がそのまま当てはまる。
これまでのところ、日本大学からの大型カスタマイズ案件の受注(2016年10月期)など、Value Businessを順調に積み上げてきた。
また小規模法人向けVolume Businessも顧客数拡大を今後加速させていく方針だ。
2017年10月期第2四半期は主力製品の『キャンパスプラン.NET Framework』がユーザーから引き続き高い支持を得て、売上は微増だったものの利益は安定的に伸長したもようだ。
導入学園数も順調に拡大し、2017年4月末時点で951校に達した。
2017年10月期下期以降は前期までに受注した大型案件の売上計上が予定されており、売上高は大きく伸びる見通しだ。
しかし利益面では、大型案件の採算性は必ずしも高くないとみられるため、若干注意が必要だと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2. 学園ソリューション事業
学園ソリューション事業は国公立大学と私立学校法人向けに、学園運営全般に対する様々な業務支援ソフトによりトータルソリューションを提供している。
主力製品ブランドは『キャンパスプラン』で、学務系(対学生・生徒業務)と法人系(学校法人の内部管理業務)の双方で幅広くソフトウェアがラインナップされているのが特長となっている。
現在では全国の大学約1,100校中350校にシステム ディ (T:3804)の校務支援ソフトが導入されるなど、業界トップシェアとデファクトスタンダードの地位を確立している。
学園ソリューション事業の成長戦略は、前述した『V&V Business』戦略や、パッケージソフトのバージョンアップによる高収益化といった戦略がそのまま当てはまる。
これまでのところ、日本大学からの大型カスタマイズ案件の受注(2016年10月期)など、Value Businessを順調に積み上げてきた。
また小規模法人向けVolume Businessも顧客数拡大を今後加速させていく方針だ。
2017年10月期第2四半期は主力製品の『キャンパスプラン.NET Framework』がユーザーから引き続き高い支持を得て、売上は微増だったものの利益は安定的に伸長したもようだ。
導入学園数も順調に拡大し、2017年4月末時点で951校に達した。
2017年10月期下期以降は前期までに受注した大型案件の売上計上が予定されており、売上高は大きく伸びる見通しだ。
しかし利益面では、大型案件の採算性は必ずしも高くないとみられるため、若干注意が必要だと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)