[東京 8日 ロイター] - ノジマとスルガ銀行は8日、資本業務提携を解消することで合意したと発表した。ノジマはスルガ銀行が実施する自己株式の立会外買い付け取引に応募するかたちで、保有するスルガ銀株18.49%を全て売却する。
ノジマとスルガ銀は2020年5月、資本業務提携を結んだ。しかしその後、スルガ銀の経営再建を巡る両社の意見が対立し、21年から提携関係の解消に向けて協議を進めていた。
ノジマは今回提携解消に至った経緯について、今年2月にスルガ銀から自己株式取得による提携関係解消の提案を受け、再度協議を行った結果、保有する同行株式を全て売却し、両社の提携を解消することで合意したと説明している。