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米連邦検察、元グーグル社員を起訴 自動運転技術の盗用で

発行済 2019-08-29 07:30
更新済 2019-08-30 07:28
米連邦検察、元グーグル社員を起訴 自動運転技術の盗用で
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[27日 ロイター] - 米連邦検察は27日、米グーグル (O:GOOGL)から自動運転に関する企業秘密を盗んだとして同社の元社員を起訴した。盗んだ技術を、米ライドシェア最大手のウーバーテクノロジーズに持ち込んだとみられている。

起訴されたのは、かつてグーグル系ウェイモで自動運転開発をしていたアンソニー・レバンドウスキー被告。検察側は、同被告が2015年末から2016年初めにかけて、センサー技術などのウェイモの自動運転車技術をダウンロードし、盗んだと主張している。

被告はこの時ウェイモ退社を既に決めており、自動運転関連の技術開発を手掛ける企業、オットーの設立を計画していたとされている。ウーバーは後にオットーを買収している。

被告は2016年初めにウェイモを退社。ウーバーによるオットー買収を経て、ウーバーの自動運転車プロジェクトを引き受けることになるが、その後ウーバーに解雇された。

被告の弁護士は、問題となっている技術情報のダウンロードは被告がまだグーグルの社員だった時に行われており、被告には技術情報を使用する権利があると主張している。

自動運転技術の盗用を巡っては、グーグル側が2017年にウーバーを起訴したが、その後和解している。

自動運転車技術の開発競争が激しさを増す中、今回の企業秘密盗用を巡る訴訟に注目が集まっている。 2019-08-27T235528Z_1_LYNXNPEF7Q1X5_RTROPTP_1_AUTONOMOUS-UBER-LEVANDOWSKI.JPG

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