[東京 9日 ロイター] - ソフトバンク (T:9434)は9日、ユーザーが端末を購入する際の負担を軽減する新たなプラン「半額サポートプラス」を発表した。分割払いを利用し、一定期間が経過した後に指定機種を購入すれば、旧機種の残債を免除する。
総務省のルール変更で10月1日から端末の購入補助が最大2万円となるが、同社のプランは通信料とセットでない端末の販売となるため、この制限を受けないと同社は説明している。他社のユーザーでも利用できる。
例えば9万5760円の端末を48分割で購入し、2年間で計4万7880円を払った時点で端末をソフトバンクに返却、指定する機種を購入した場合に残債を免除する。このプランの利用者は、月額390円のプログラム料を24カ月支払う必要がある。ソフトバンクユーザーは9月13日から、他社ユーザーは26日から受付を開始する。
一方、総務省のルール変更に関連し、同社は携帯電話の2年間利用を条件に通信料を割り引く「2年縛り」を廃止する。榛葉淳副社長執行役員兼COOは「1000円でも500円でも、何か縛りがあると、あるもの(プラン)とないもの2つを用意し、説明し、選択する作業が生じる。ゼロなら1つでシンプル」と説明した。 2019-09-09T041408Z_1_LYNXNPEF880A1_RTROPTP_1_JAPAN-BUSINESS.JPG