[ワシントン 18日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は18日、上院議員6人と夕食会で意見交換を行った。
フェイスブックの要請に応じ、米上院情報特別委員会のマーク・ワーナー副委員長(民主党)が夕食会のアレンジに協力した。
ワーナー氏の秘書によると、ワシントンのレストランでは「民主主義を守る上でのソーシャルメディアの役割と責任のほか、選挙の防衛と消費者データの保護、業界の競争促進」が話し合われた。
ザッカーバーグ氏は19日も共和党の上院議員、マイク・リー氏らと会合を行う予定。
フェイスブックは18日、ザッカーバーグ氏が「将来のインターネット規制」について議員らと意見を交換するが、イベントの予定はないと明らかにした。
関係筋によると、ザッカーバーグ氏はトランプ政権関係者とも面会する見通しだ。ホワイトハウス報道官のコメントは現時点で得られていない。
フェイスブックは7月、個人情報保護の不備を巡り50億ドルの制裁金を支払うことなどで米連邦取引委員会(FTC)と合意したが、反トラスト法違反の疑いでもFTCや州司法長官の調査を受ける。
また、米議会も個人情報保護から市場での支配力、ネット上の過激思想への対策、外国勢力による選挙干渉、政治的偏向まで幅広い問題で監視の目を強めている。
*内容を追加し、カテゴリーを広げました。