50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

ソフトバンク、ウィーワークCEOの交代を模索=関係筋

発行済 2019-09-23 13:26
更新済 2019-09-23 13:30
© Reuters.
9984
-

[22日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)が、共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーのアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)を交代させる方法を模索している。4人の関係筋が22日、明らかにした。

ウィーカンパニーは、新規株式公開(IPO)を予定しているが、赤字拡大という財務内容の悪さに加え、ニューマンCEOが圧倒的な議決権を持ついびつな経営構造に対する懸念から投資家が敬遠。前週、IPOを延期した。

IPO延期は、最大出資者であるソフトバンクに打撃となった。1月に出資した際には470億ドルとされたウィーカンパニーの企業価値は、いまや100億ドル程度との指摘もある。

関係筋によると、ウィーカンパニーの取締役会の一部メンバーが、どのようにしてニューマンCEOを退任させるか検討している。何人の取締役が「反ニューマン氏」かは不明。

ウィーカンパニーの取締役会は、ニューマン氏を含め7人で構成。ソフトバンク、ベンチャーキャピタルのベンチマーク・キャピタル、中国のプライベートエクイティ(PE)弘毅投資(ホニー・キャピタル)が各1人ずつ取締役を送り込んでいる。関係筋によると、ベンチマークもニューマン氏退任を望んでいる。ホニー・キャピタルの見解は不明。

ウィーカンパニーは今週、取締役会を開催する予定で、その際にCEO交代が提起される可能性がある。

関係筋によると、ソフトバンクは、ヘッドハンティング会社に次期CEOとして社外の人物を探してもらい、その間、ニューマン氏に暫定CEOになってもらうことを、選択肢の一つとして検討している。

ウィーカンパニーとソフトバンクはコメントを差し控えた。ニューマン氏、ベンチマーク・キャピタル、ホニー・キャピタルのコメントは得られていない。

この件は、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が最初に報道した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます