[23日 ロイター] - 米アップル (O:AAPL)は23日、デスクトップパソコンのMac Pro(マックプロ)の新機種を米テキサス州オースティンにある工場で組み立てることを明らかにした。
アップルは米当局に対し、回路基板の半製品などを含む部品について15件の関税措置免除を申請していたが、米関税は20日、このうち10件を承認。これにより輸入部品のコストを引き下げられるため、米国内での製品組み立てが容易になった。
アップルは声明で「マックプロの新機種には多くの米企業が開発し製造した部品が利用され、米国内の顧客に販売される」と表明。従来機種を製造してきたオースティンの工場で間もなく組み立てを開始すると明らかにした。
マックプロの新機種を巡っては、アップルが製造を中国に移管すると米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じていた。