50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

ハーベストがJDI出資取りやめ、ガバナンスで見解一致せず

発行済 2019-09-26 23:52
更新済 2019-09-26 23:55
© Reuters.  ハーベストがJDI出資取りやめ、ガバナンスで見解一致せず
AAPL
-
6740
-

[東京 26日 ロイター] - ジャパンディスプレイ(JDI) (T:6740)は26日夜、同社に金融支援を行う予定だった中国のファンド、ハーベストテック・インベスト・マネジメントから、出資を取りやめると通知があったことを明らかにした。

ガバナンスへの考え方で重要な見解の不一致があったという。

JDIはハーベストと、香港のヘッジファンド・オアシスマネジメントから合計800億円の出資を受ける予定だった。オアシスマネジメントの出資予定に変更はないとしているが、ハーベストからの出資が受けられず、他の投資家からの出資も受けられなかった場合、事業継続が困難になる可能性があるという。

会見したJDIの菊岡稔CFOは、先に得たINCJからの融資や、顧客からの取引条件緩和があるなどとし「当面の資金繰りは万全」と述べた。JDIへの支援を主導するSuwaインベストメントホールディングスの許庭禎COOは会見に同席し、中小型液晶の分野でJDIの技術はトップレベルにあり、有機ELOLED)もあるため、業績は好転できると信じていると述べ「引き続き(JDIを)サポートする」との考えを示した。

JDIによると、一部顧客からは、取引条件の緩和と2億ドルの出資を行う用意があると通知を受けた。関係筋によると、この顧客は米アップル (O:AAPL)で、従来1億ドルの出資を予定していた。協力条件は、JDIが12月末までにその顧客からの出資を含めて計4.5億ドルの資金調達を完了させることだという。

1.5―1.8億ドルの支援を予定するオアシスは、引き続き「強い関心を持っている」(菊岡CFO)といい、JDIは協力条件分の早期の資金確保に自信を示している。

JDIは今後も、INCJなどと協議しつつ、ハーベストと出資を得るための交渉は続けるという。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20190926T145112+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます