[3日 ロイター] - 中国の北京字節跳動科技(バイトダンス・テクノロジー)のショート動画アプリ「TikTok(ティックトック)」は3日、同社のプラットフォームで有料の政治広告の掲載を許可しない方針を示した。同社がユーザーに提供したいサービス内容にそぐわないことを理由に挙げた。
ティックトックのグローバルビジネスソリューションズ担当バイスプレジデント、ブレーク・チャンドリー氏はブログへの投稿で「選挙関連や意見広告を含め、候補者や現行の指導者のほか、政党や集団、また連邦、州、地方レベルの問題などに対する支持や推進、あるいは反対を表明する有料広告の掲載を許可しない」と述べた。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが7月発表したリポートによると、ティックトックのアクティブユーザー数は世界で月間5億人に達している。
ショート動画に特殊効果を付けて投稿できるティックトックはインドを含む東南アジアの若者の間で大人気を博している。