[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッター (N:TWTR)が24日発表した第3・四半期決算は、売上高と利益が市場予想に届かなかった。夏場の広告需要が予想外に伸びなかった。株価は午後の取引で約20%急落している。
売上高は9%増の8億2400万ドル。リフィニティブのアナリスト予想は8億7400万ドルだった。広告収入は8%増の7億0200万ドル。
純利益は3700万ドル(1株0.05ドル)で、前年同期の7億8900万ドルから減少。アナリスト予想の1億6150万ドルに届かなかった。前年同期は一時項目を除くと1億0600万ドルだった(訂正)。
第4・四半期の見通しは売上高が9億4000万ー10億1000万ドル。市場予想は10億6000万ドル。
フーバー・リサーチ・パートナーズのアナリスト、クレイグ・フーバー氏は「財務状況の改善は少なくとも数四半期は見込んでいない」と指摘した。
ただ、広告を見た1日当たりのユーザー数の増加は過去最高を記録。平均ユーザー数は前年同期比17%増の1億4500万人で、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1億4100万人を上回った。
※本文3段落目の「一時項目を除くと1億0600万ドル」を今年第3・四半期の数字としている部分を訂正します。当該の数字は前年第3・四半期のものでした。