[ドバイ/リヤド 29日 ロイター] - 複数の関係筋によると、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、来月3日に新規株式公開(IPO)を開始することを目指している。
来月3日にIPOを発表する方向で調整を進めているという。
アラムコは、中核(コーナーストーン)投資家の確保に時間がかかるため、今月IPOを延期していた。
クウェート投資庁(KIA)幹部は29日にリヤドで開催された投資会議で記者団に対し、アラムコからIPO参加への打診は受けていないと述べた。
関係筋によると、アラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、IPOを控えた海外投資家との会合のため、29日の投資会議を欠席した。
アラムコはロイターの取材に「うわさや観測にはコメントしない。準備はできている。タイミングは市場の状況と投資家の選択に左右される」と述べた。
サウジ国営テレビ局アルアラビーヤが関係筋の話として伝えたところによると、アラムコは12月4日にIPOの募集を開始する。11月17日に公開価格を発表し、サウジアラビア証券取引所(タダウル)に12月11日に上場するという。
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