[27日 ロイター] - ジャパンディスプレイ(JDI) (T:6740)は、不正行為が昨年判明し懲戒解雇した管理部門の元従業員から、過年度決算で不適切な会計処理をしていたとの通知があったと発表した。不適切な会計処理をした理由は、JDIに在籍していた期間中の経営陣から指示があったためと記載されているという。
JDIは「決算について入念に精査しており、適切な会計処理が行われてきたと考えている」と説明。監査法人と協議の上、調査を開始しており、今後速やかに外部の専門家の調査も求めるとした。調査結果は判明し次第、公表する。
資本増強に向けて協議中の相手先にも説明し、協議の継続を確認したとしている。
元従業員については、不正行為が判明したことを受けて昨年末に懲戒解雇し、刑事告訴したと21日に発表していた。