プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

フェイスブックの情報流出問題、損害賠償求める集団訴訟認められず

発行済 2019-11-28 11:16
更新済 2019-11-28 11:56
© Reuters.  フェイスブックの情報流出問題、損害賠償求める集団訴訟認められず
META
-

[27日 ロイター] - 米サンフランシスコ連邦地裁は26日、フェイスブック (O:FB)が2018年9月に公表したハッカー攻撃を巡り、個人情報が盗まれたユーザー側は集団訴訟で損害賠償を求めることはできないとの判断を示した。一方、セキュリティー強化を求める訴えは可能とした。

ウィリアム・アルサップ判事は、流出した個人情報の価値低下などは損害賠償を求める集団訴訟を正当化する「認識可能な損害」ではないとした。

情報流出による被害を軽減するためにユーザーが費やした時間に対する賠償については、集団訴訟ではなく個別のケースごとに判断する必要があると指摘した。

一方、フェイスブックに対して自動セキュリティー監視システムの導入や従業員教育の改善といった対策を求める集団訴訟は認められるとした。

フェイスブック側は、ハッカー攻撃につながった問題はすでに解決済みであり、こうした対策は不要と主張していた。アルサップ判事はこれを退け、「フェイスブックではユーザーの個人情報流出が繰り返されており、長期的な監督が必要だ」との見解を示した。

損害賠償を求める集団訴訟が認められていれば、同社は多額の支払いを強いられる可能性があった。

ユーザー側の弁護士やフェイスブックのコメントは現時点で得られていない。

フェイスブックは昨年9月28日、ソフトウエアの欠陥でハッカーが最大5000万のアカウントにアクセスしたと公表した。その後10月に、影響を受けたユーザーの数を修正。約3000万のアカウントが不正アクセスにあい、2900万人分の名前や連絡先などの個人情報が盗まれたと確認した。[nL4N1WE5TH][nL3N1WU0O1]

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます