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鴻海創業者の郭氏が渡米、投資や米中摩擦問題を政権要人と協議へ

発行済 2019-12-04 08:40
更新済 2019-12-04 08:46
鴻海創業者の郭氏が渡米、投資や米中摩擦問題を政権要人と協議へ
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[台北 3日 ロイター] - 鴻海(ホンハイ)精密工業 (TW:2317)の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏は3日、米国訪問中に政府要人と投資や米中貿易摩擦問題について話し合うと表明し、トランプ大統領と再び会見する可能性もあると付け加えた。出発前に空港で記者団に語った。

郭氏はホワイトハウスのクリスマスパーティー出席などのため、10日間の日程で米国に滞在する予定。今年5月にはワシントンでトランプ氏との面会を果たした。

同氏によると、今回は米政権幹部と投資に関する2回の協議が設定されており、自身は米中貿易摩擦も議論して「かなり良好な結果」がいつ生まれるかを見極めたいという。

一方で同氏は、トランプ氏はウィスコンシン州への鴻海の投資により興味を持つだろうと指摘した。

鴻海は同州に100億ドルを投じて工場などの拠点を建設し、1万3000人の雇用を創出すると約束した。ただ今のところ雇用数は初期の目標に達せず、同社は計画を練り直しているとしている。

郭氏は、米国の失業率が低いため鴻海は働き手を探しにくくなっており、ウィスコンシンで今年500人を採用するという目標の達成は非常に難しいと説明。トランプ氏に会えれば、現状を伝えたいと話した。

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