[上海 21日 ロイター] - 中国政府系の半導体ファンドである国家集積回路産業投資基金は、一部の情報技術(IT)企業の株式保有を縮小する計画を明らかにした。
投資先企業の発表文書によると、同ファンドは、上海韋爾半導体 (SS:603501)、深セン市匯頂科技 (SS:603160)、湖南国科微電子 (SZ:300672)の保有株比率をそれぞれ約1%ポイント引き下げる。
同ファンドの保有株比率は現在、上海韋爾半導体が9.7%、深セン市匯頂科技が6.6%、湖南国科微電子が15.6%。保有比率引き下げの理由は明らかにしていない。
これら3社の株価は今年、それぞれ213%、160%、93%高と大きく上昇している。
大基金とも呼ばれる同ファンドは中国当局が半導体部門を支援するために立ち上げた。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20191223T004213+0000