[24日 ロイター] - オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、英国が次世代通信規格(5G)通信網の構築で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の参入を認めれば、英国の情報機関にリスクをもたらすと警告した。
オブライエン氏は「かれらは、(英情報機関)MI6やMI5の情報など英国の最高機密を盗むつもりだ」とし「英国が一種の商業的決定としてファーウェイをみていることは、われわれにとって幾分衝撃だ。5Gは国家の安全保障に関わる決定だ」と述べた。
さらに、欧州、日本、ニュージーランド、オーストラリアは、米国のファーウェイに対する懸念を理解し始めていると指摘した。