🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

円上昇、一時107円台後半 中東情勢緊迫化で=NY市場

発行済 2020-01-04 09:18
© Reuters. 円上昇、一時107円台後半 中東情勢緊迫化で=NY市場
DXY
-

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、安全資産への買いが強まった。米国がイラクへの空爆により、イラン革命防衛隊の司令官を殺害したこと受け、中東情勢が緊迫化し、円が3カ月ぶりの高値に上昇。一方、低調な米製造業指数を背景にドル指数は伸び悩んだ。

米国防総省は、イラクの首都バグダッドの空港で現地時間3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官(62)らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表。これを受け、円のほか、米国債や独国債、金などが上昇した。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「全体的に地政学的なリスクプレミアムが一晩で大幅に上昇した」とし、投資資金が安全資産に向かっているとの見方を示した。

© Reuters. 円上昇、一時107円台後半 中東情勢緊迫化で=NY市場

は対ドルで一時107.82円に上昇。終盤では0.48%高の108.04円で推移。東京市場が休場で商いが低調だったことで値動きが大きくなった。

ドル指数 (DXY)は序盤の取引で安全資産買いを背景に上昇していたが、米供給管理協会(ISM)が3日公表した2019年12月の製造業景気指数が09年6月以来10年半ぶりの低水準だったことで上げ幅を縮小。終盤は0.03%高の96.873となった。

シャモッタ氏はISM製造業景気指数について「失望的な内容だった」と指摘。「貿易摩擦を巡る不確実性が実際に製造業セクターに持続的な損害を与えていることを示しており、国内総生産(GDP)の低迷につながる」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます